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フクロモモンガに双子ちゃん誕生!
こんにちは、吉澤板金です。
ブログでも紹介しました、フクロモモンガのルルちゃんに双子ちゃんが誕生しました!
ブログはこちらです↓
フクロモモンガのご紹介!
名前はミミとスズで、どちらも女の子です。
写真の上がミミで、怒りんぼうで、自己主張が強い子です。
下のスズは、おとなしくて、人懐っこい性格です。
同じ親から産まれて、同じように育てているのに、性格は全く、真逆です。 笑
野生のフクロモモンガは春の暖かくなってきた頃に出産しますが、
飼育下で環境が整っていると1年中繁殖が可能のようで、我が家の双子ちゃんの誕生日は推定2月20日頃です。
まだ離乳してないので、モモンガ用のミルクをあげてます。
フクロモモンガは、カンガルー等と同じように有袋類なので、子供をお腹の袋で育てます。
妊娠から約2週間程で出産しますが、その時の赤ちゃんの体長はなんと5ミリ程で、
出産を確認する事は、まず無理でしょう。。。
私もはじめのうちは、全く出産に気がつきませんでした。
なんとなくお腹が膨らんできたからもしかしたら…と思うぐらいでした💦
母親は赤ちゃんが産まれると自分の唾液でお腹の袋まで赤ちゃんを誘導します。
赤ちゃんが無事に袋に入ると、直ぐに乳首をくわえます。
すると乳首が膨らみ赤ちゃんの口から外れなくなります。
そしてこのまま赤ちゃんは約2ヶ月、お腹の袋の中で成長します。
赤ちゃんが袋から出る事を脱嚢(だつのう)と言って、
脱嚢直前になると、赤ちゃんのシッポがチョロチョロと見えたりします。
出産から2ヶ月程で脱嚢し、その後、10日前後は出たり入ったりしながら、完全に脱嚢するようです。
この頃はまだ離乳していないので、顔を突っ込んで母乳をもらってます。
フクロモモンガは、実は子煩悩で父親も子育てします。
親子の姿を見ていると、親から離したくはないと思ってしまいますが、
ベタ慣れの手のりに育てるには、親から離して人口飼育をしなければなりません。
脱嚢直後の赤ちゃんは、胃袋も小さくて2時間置きくらいにミルクを飲ませなければならないので、
24時間体制でお世話を出来ないなら、子育ては親に任せた方が良いでしょう。
私の場合は、基本は親モモンガに任せて、時々赤ちゃんを連れ出して、人口のミルクにならしていき、
脱嚢3週間目くらいにモモンガ用の粉ミルクを赤ちゃん達が粉のままなめるようになった段階で、
親から完全に離しました。
そして現在は、手のりと回し車の練習をしています。
これからもすくすく育ってくれるよう、お世話をしていきます!